仮説検定について

 

今日, テレビにて「仮説検定」の話題が取り上げられていた。

2020年からの新しい学習指導要領(厳密には校種により違うと思う)にて, 数学1で仮説検定の単元が追加されるみたいである。

私が高校のときにはなかったので, 仮説検定の考え方を備忘録としてまとめておく。

ただ, ぱっと本を見てまとめただけなので正しくはないはずで, 参考にもならない。

 

仮説検定とは, 簡単にいうと統計学における背理法の具現化ではないかと考えた。

つまり, ある命題を仮定して真か偽かを判断する一つの方法である。

 

帰無仮説とは, 本来望んでいる事実の否定命題である。

一方, 対立仮説とは帰無仮説の否定命題である。

そして, 有意水準と呼ばれる基準を満たせば, 帰無仮説を採択する, 満たさなければ帰無仮説を棄却するという。

ここで重要だと考えるのが, ある有意水準帰無仮説が採択されたとしても対立仮説が正しくないというわけでもない。

日本語命題が排中律を常に満たすわけではないことによるものなのかと考える。