凸集合について

 A n次元Euclid空間内の部分集合とする. 

 Aが凸であるとは,  A内の任意の x, yと0より大きく1未満の tに対して,  (1 - t)x + ty \in Aであるときにいう. 

つまり,  Aの任意の二点からなる線分が Aに属するときにいう. 

例は次の通りである. 

  • 線分, 直線は凸集合である. 
  • 円, 三角形は凸集合である. 
  • 扇型は凸集合でない. 

発展的な話題としては, 例えば凸多面体論, 局所凸空間, 単体的複体などがある.