2022-05-28から1日間の記事一覧

高校数学における複素数平面の背景

数学2において複素数というものを習った. 具体的には, 方程式の解の一つをと書き, 複素数はという形で表されているもので, 和, 差, 積, 商, 共役を考えることができるという内容であった. まずはの解について考える. 実数に対してが成立していることによりと…

1のn乗根の解について

の解を求めよう. まずはを極形式で表してみる. かつにより, が分かる. とおくと, De Moivreの定理とより, と表すことができる. これは恒等式であるので, が成立する. これにより, が分かり, の範囲では解を個持つことが分かる.